“おうち時間”を充実させる「アッサンブラージュボックス」

2020 年 06 月 11 日ライター:SUDACHI YOSHIDA

WINE BLEND PALETTEでは、“おうち時間”を充実させるコンテンツの一つとして、自宅で自分好みのオリジナルワインを創ることができる“アッサンブラージュボックス”をご用意しています。

一見難しそうに感じるワインのアッサンブラージュですが、実は基本を押さえれば、どなたでも簡単に楽しむことができるんです。

本記事にはアッサンブラージュボックスの楽しみ方のイロハをギュッとつめこみました。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね。


ワインのアッサンブラージュとは

アッサンブラージュ(Assemblage)とは「集合・組み立て」という意味が語源のフランス語です。

ワイン造りにおいては「異なる味わいのキュヴェ(=ワイン原酒)をブレンドし、ワインの個性を創りあげる」という重要な工程をさします。

原料となるぶどうの品種や醸造方法によって、造られるキュヴェの味わいに違いが生まれます。
果実味豊かなタイプ、複雑さが売りなタイプ、軽やかなタイプや渋みの強いタイプなど。

アッサンブラージュでは異なる味わいのキュヴェをブレンドすることで、最終的に個性豊かなワインが完成するのです。
ワインの本場フランスの有名シャトー(=ワイナリー)でもアッサンブラージュを重視しており、年ごとのキュベの出来にあわせてブレンド比率を絶妙に変更しながらシャトーの個性を表現しています。

そんなアッサンブラージュを自宅で気軽に体験できるのが、WINE BLEND PALETTEのアッサンブラージュボックスなのです。

アッサンブラージュボックス購入ページ


こんな人にオススメ

純粋にワインが好きで、もっとワインについて学んでみたい

ワイン初心者でも大丈夫。
アッサンブラージュによる味わいの変化を体験すれば、ワインの新しい魅力に出会えます。

おうち時間を楽しみたい

一人で熱中するのもよし、家族と団欒で楽しむのもよし、友人とオンラインでつながりながらワークショップ形式で進めるのもよし。
楽しみ方は自由自在です。

大切な人に気の利いたプレゼントを贈りたい

オリジナルワインは贈り物にぴったり。
大切な人をイメージしながらアッサンブラージュしてみてください。

ソムリエ、ワインエキスパートを目指して勉強中

異なるぶどう品種から造られるキュヴェを味わうことで、品種による違いを体感いただけます。



アッサンブラージュボックスの楽しみ方

準備

一番重要なのは、もちろんアッサンブラージュボックス。
お手元に届いたら、さっそく内容を確認しましょう。
また、アッサンブラージュボックスの他に用意しておくものも以下に記載しました。
複数人で楽しむ場合は、人数にあわせて数を調整してください。

アッサンブラージュボックスの内容

  1. スポイト
  2. アッサンブラージュ用のキュヴェ 5種類
  3. アッサンブラージュの手順を記したパンフレット
  4. アッサンブラージュしたワインをWINE BLEND PALETTEのサイトで購入する際に使えるお得なクーポン

他に用意しておくもの

  1. グラス 7脚
    ※内訳は、キュヴェのテイスティング用×5、アッサンブラージュ用×2
    ※ワイングラスがあればベストですが、ない場合は普段使っているグラスやカップで代用可能です
  2. 水用のカップ 1個
  3. 吐器(テイスティングしたワインを吐き出すための容器)
    ※マグカップや紙コップでもOK
  4. 紙とペン
  5. 付箋(キュヴェのテイスティング時にあると便利)


Step1 キュヴェのテイスティング

用意ができたら早速アッサンブラージュ開始…といきたいところですが、キュヴェそれぞれの特徴を知らない状態では、何をどうブレンドしたらいいのかイメージが湧きません。

そこで、まずは各キュヴェを単体で味わってみましょう。

ボックスに同梱されているパンフレットに、各キュヴェの味わいのヒントが書いてあります。

そちらを確認しつつ、自分の嗅覚と味覚を総動員して感じたことをメモしてみてください。

以下に、テイスティングの手順を記載しました。
ここでは5脚のグラスを使います。


テイスティングの準備

  1. 1つのグラスに1つのキュヴェを入れていきます。
    量はだいたい30mlくらい。
    ※神経質にならず、「だいたいこのくらいかな?」という感覚に従って大丈夫!
  2. 全てのキュヴェを入れ終わったら、どのグラスにどのキュヴェが入っているのか見分けやすくするために、付箋にキュヴェの名前を書いてグラスに貼っておきましょう。
    そうすれば、この後のアッサンブラージュでも都度キュヴェの味わいを確認しやすくなります。


テイスティングの手順

★アッサンブラージュ中に酔いがまわりすぎないように、基本は「味わう→吐器にはきだす」という流れです。

  1. キュヴェが入っているグラスを揺らすように少し回して香りをかぎ、特徴をメモします。
  2. キュヴェを口に含み、口内全体に行き渡らせてから、感じた味わいをメモします。
    ※口の中は場所によって感じる味わいが異なります。
     舌先で甘味、舌の両サイドで酸味、舌の奥で苦味、歯茎で渋み(タンニン)をよく感じると言われています。
  3. キュヴェを口に含んだまま鼻からゆっくり息を吐きます。
    1に加えて新たな香りの発見があったらメモします。
    ※喉の奥から鼻に抜ける香りを確かめることによって、キュヴェの香りをより深く感じとることができます。
  4. 香りと味わいの確認ができたら吐器にはきだします。
  5. 次のキュヴェに移る前に、水を口に含んで軽く口内をゆすぎます。


キュヴェの概要

より詳細な説明はパンフレットに書いてありますので、ぜひ参考にしてください。


Step2 アッサンブラージュによる変化を体感

キュヴェごとの特徴をとらえたら、次にアッサンブラージュによる香りや味わいの変化を感じてみましょう。
パンフレットに記載されている4つの変化のステップを、実際に試してみてください。
ここではアッサンブラージュ用の残りの2脚のグラスを使います。
スポイト使用時のコツも記載しますので、参考にしてみてください。


スポイト使用時のコツ

★スポイトは次のように使いましょう。ただし神経質になりすぎないこと。
 少しくらい量が増減しても気にしなくてOKです。

  1. “つまみ”部分をぎゅっとつまみ、空気を押し出します。
  2. “つまみ”をつまんだまま、スポイトの先をキュヴェのボトル底まで差し込みます。
  3. スポイトの先をボトル底につけたままゆっくりとつまむ力を緩め、必要量の目盛りとキュヴェの液面が合ったら、緩めていた力をキープします。
  4. グラスをボトルのすぐ側に置き、素早くスポイトをボトルから抜いてグラスに移します。
  5. グラス内で“つまみ”を押せば、キュヴェが注がれます。
    液量を調整する際、スポイトの先端は液面から出さず、液の中で調整するとやりやすいです。


アッサンブラージュ体験の手順

  1. グラス(A)にカベルネ・ソーヴィニヨン15ml、カベルネ・ソーヴィニヨン樽熟成15mlを入れ、グラスをゆすって軽く混ぜてテイスティング。
    キュヴェ単体の時と比べて、香りや味わいがどう変化したかを探ってメモします。
    《テイスティングコメント》
    カベルネ・ソーヴィニヨン同士ですが、熟成方法の異なるキュヴェをブレンドすることによって香りや味わいに奥行きが感じられるようになります。


  2. グラス(B)にカベルネ・ソーヴィニヨン10ml、カベルネ・ソーヴィニヨン樽熟成10ml、メルロー10mlを入れ、グラスをゆすって軽く混ぜてテイスティング。
    “1”のアッサンブラージュワインと比べて、香りや味わいがどう変化したかを探ってメモします。
    《テイスティングコメント》
    果実味豊かなメルローを加えることにより、一気にボリューム感がでて飲み応えが増します。


  3. グラス(A)を一度あけ、新たにカベルネ・ソーヴィニヨン10ml、カベルネ・ソーヴィニヨン樽熟成10ml、メルロー10ml、プティ・ヴェルド6mlを入れ、グラスをゆすって軽く混ぜてテイスティング。
    “2”のアッサンブラージュワインと比べて、香りや味わいがどう変化したかを探ってメモします。
    《テイスティングコメント》
    凝縮感のあるプティ・ヴェルドを加えるとさらに骨格が整って、メリハリのしっかりとしたワインへと変化します。


  4. グラス(B)を一度あけ、新たにカベルネ・ソーヴィニヨン10ml、カベルネ・ソーヴィニヨン樽熟成10ml、メルロー10ml、マスカット・ベーリーA6mlを入れ、グラスをゆすって軽く混ぜてテイスティング。
    “3”のアッサンブラージュワインと比べて、香りや味わいがどう違うかを探ってメモします。
    《テイスティングコメント》
    マスカット・ベーリーAをブレンドすることにより、華やかな香りがプラスされます。

    それと同時に、味わいには軽やかさが加わり、とても飲みやすいワインへと変化します。

「どのキュヴェを加えるとどのように変化するのか」を理解することが、アッサンブラージュの醍醐味。
感性を研ぎ澄まして、チャレンジしてみてください。


Step3 アッサンブラージュでオリジナルワインを創る 

それではいよいよ、オリジナルワインを創っていきます。
難しく考えず、自由な発想で楽しみながら進めましょう。


創るワインのテーマを決める

はじめにテーマを決めると、どのようにアッサンブラージュすればよいかのイメージが広がります。
次の考え方をヒントにしてみてください。

他にも、好きな音楽や人物、物語やアートをイメージしたワインを考えてみるのもオススメです。
想像力を働かせて、しっくりくるテーマをできるだけ具体的に書き出してみましょう。


ブレンドの構想を練る

テーマが決まったら、素材となるキュヴェを考えて構想を練ります。
例えば、「しっかりとした味付のお肉料理に合うワイン」をテーマにした場合、「お肉の脂を流しつつ、お肉を引き立てる風味をプラスしたワインにしたい」というように具体化します。

それを元に「脂を流すにはしっかりとしたタンニンが必要なので、プティ・ヴェルドを加えよう」や、「風味を出すために複雑さのあるカベルネ・ソーヴィニヨンが必要かな」というように、素材を決めていきます。

Step1で理解したキュヴェごとの特徴と、Step2で体感したアッサンブラージュによる変化を思い出しつつ考えてみてください。
Step1で用意した各キュヴェのグラスで香りと味わいを確かめながら進めると、イメージしやすくなります。


アッサンブラージュする

構想が描けたら、実際のアッサンブラージュに進みます。
スポイトを使って素材となるキュヴェをブレンド。
随時テイスティングして味わいを確かめながら、調整していきます。
ここでは、Step2で使用したグラスA、Bを空にして使いましょう。

アッサンブラージュの過程で、どのキュヴェを何ml使ったかを忘れずにメモしてください。
それを元にキュヴェのブレンド比率を算出します。

アッサンブラージュボックスの醍醐味は、創ったオリジナルワインを実際にオーダーして楽しむことができる点です。
ここで算出するキュヴェのブレンド比率は、オリジナルワインの注文時に必要となります。
その際、比率を5%単位で指定することになりますので、ご注意ください。
イメージ通りの香り・味わいになったら、アッサンブラージュ完了です。

★ブレンド比率の計算方法:(キュヴェの使用ml)÷(全てのキュヴェの合計ml)×100
※端数がでたら、5%単位に調整します(例:32% → 30%)

オリジナルワインが完成したら、ゆっくり味わってみてください。
ご家族やご友人とご一緒の場合は、レシピを交換しあって試飲するのもオススメです。
その際、ぜひそのワインのテーマを伝えあってくださいね。


オリジナルワインをもっと楽しむ方法

アッサンブラージュボックスの醍醐味は、創ったオリジナルワインを実際にオーダーして楽しむこと。
そのために、ワインの購入・登録サービスが用意されています。


創ったワインを購入 

WINE BLEND PALETTEサイトの“ワインを創る”メニューを開くと、オリジナルレシピによるワインをオーダーすることができます。
自分好みに創りあげたオリジナルのワインを取り寄せて、後日ゆっくり楽しんでください。
大切な方への贈り物にするのもオススメです。

“ワインを創る”ページ


ワインをWINE BLEND PALETTEに登録してシェア

ワインを購入いただくと、マイページにてそのワインをテーマとともに登録することができます。
登録したワインはWINE BLEND PALETTEサイトの“ワインを観る”ページにて公開されます。
ぜひ、オリジナルワインを登録して、SNSにてシェアしてください。
オススメワインとしてご友人に紹介してみるのも素敵ですね。

“ワインを観る”ページ


最後に

アッサンブラージュボックスの楽しみ方、いかがでしたでしょうか。

ワインを飲み慣れている方もそうでない方も、“大人のレクリエーション”として楽しんでいただけること間違いなし。

おうち時間を充実させるひとつのアイディアとして、ぜひ取り入れてみてください。

アッサンブラージュボックス購入ページ



吉田すだち(よしだすだち)
都内在住のイラストレーター。サンマに寄り添う「すだち」のように、コンテンツの<味わい>を引き出すイラストを製作中。日本ソムリエ協会認定「ワインエキスパート」。趣味は都内の美味しいワイン&料理の探索。2匹の愛する猫たちと暮らしながら、猫アレルギーが発覚!?鼻づまりと格闘しつつ、美味しいワインに舌鼓を打つ毎日をおくっている。
オフィシャルホームページ